こんにちは、カイポケWiki(@kaipokewiki)です。
このブログでは介護経営支援ソフト(以下:介護ソフト)「カイポケ」の使い方や、会員・非会員に向けてのノウハウを解説しています。
同じサービス種類の事業所と比較すると、何故か自分のところが高い
多数の事業所を抱える法人だが、まとめていくらになるのか確認したい
以上のような、カイポケの利用料金に関する疑問や不安を解消しながら解説していきます。
✅この記事の内容
・カイポケの様々な利用料金を知ることができる
・カイポケを利用する上で必ず発生する料金を知ることができる
・カイポケを利用することで便利な有料サービスの料金を知ることができる
当ブログは、カイポケの利用経験者や詳細に詳しい操作経験者などの有志によって作成されています。
カイポケにアクセスするのが困難な場合や、カイポケカスタマーサポートへの連絡や問い合わせメールに時間を要してしまう時に、役立つ記事を掲載しています。
本記事ではカイポケの様々な利用料金・料金体制を解説しています。
カイポケなどの介護ソフトを契約した事で、基本的なレセプト請求業務が可能となりますが、事業所が用意する用品・業務・作業はそれだけではありません。
実績記録であったり業務用携帯、職員の勤怠管理や銀行振り込みなど、様々な業務に対する用意が必要です。
カイポケでどれだけのコストが削減できるかが重要になります。
カイポケの利用を検討、または業務拡大を予定している方は、是非ともご参考にしてください!
利用料金の種類
カイポケを利用することでかかる料金は様々な種類があります。
必ず発生する契約料金から利用することで月額費用がかかるオプション料金などがあり、それぞれに料金体系が設けられています。
どの様な種類があるか、下記をご覧ください。
基本利用料金
カイポケと契約した事業所に対する月額利用料金で、必ず発生します。
料金体系はサービス種類ごとに異なり、さらに契約事業所数や事業所所在地によって変動します。
詳しい料金体系は後述します。
オプション機能料金
ざっくり言うと、その他の便利機能です、必須ではありませんが契約事業所によっては必須になる場合があります。
詳しい料金体系はその機能ごとに異なりますが、事業所のニーズによっては利用した方がよいというケースがあることでしょう。
利用料金の種類については大まかに「必ずかかるもの」「必須ではないもの」と分けられます。
以上を踏まえて、次に各利用料金について詳細を確認してましょう。
基本利用料金詳細
ここでは前述した契約すると必ず発生する料金について説明します。
基本利用料金のルール
利用料金は様々な事業所体系に沿って以下のルールに基づき変動します。
- 基本的に「1住所」につき「1契約」が前提(児童発達支援・サービス高齢者住宅を除く)
- 1住所にどのサービス種類の事業所が何個あるかで計算する
- 1住所に1事業所だった場合は単体としての利用料金
以上が前提となるルールです。
続いて具体的なサービス種類ごとの料金を見てみましょう。
サービス種類別月額利用料金一覧(1事業所単体のみ)
1住所に1事業所の契約であった場合、サービス種類ごとに月額利用料金が定められています。
月額利用料金(税別) | サービス種類 |
---|---|
¥1,000 | 居宅療養管理指導 |
¥5,000 | 居宅介護支援・福祉用具・認知症対応型通所介護・訪問リハビリテーション・訪問入浴・夜間対応型訪問介護 |
¥15,000 | 児童発達支援・サービス高齢者住宅 |
¥25,000 | 訪問介護・通所介護・訪問看護・通所リハビリテーション |
次に、1住所に複数事業所の契約がある場合の料金体系を説明します。
1住所に複数事業所の契約がある場合の月額利用料金
複数事業所の契約がある場合は様々なパターンがあるので、料金別に主な例で説明します。
※詳細についてはカイポケカスタマーサポートへ問い合わせして確認しましょう
月額利用料金(税別) | 主な組み合わせ |
---|---|
¥30,000 | 居宅+単体で¥25,000円のサービス事業所の内1〜2つ 単体で¥25,000のサービス事業所の内1〜2つ |
¥45,000 | 居宅+単体で¥25,000円のサービス事業所の内3つ 単体で¥25,000のサービス事業所の内3つ 居宅+単体で¥25,000円のサービス事業所1〜2つ+児童発達支援orサービス高齢者住宅 単体で¥25,000のサービス事業所1〜2つ+児童発達支援orサービス高齢者住宅 |
¥60,000 | 居宅+単体で¥25,000円のサービス事業所の内4つ 単体で¥25,000のサービス事業所の内4つ 居宅+単体で¥25,000円のサービス事業所3つ+児童発達支援orサービス高齢者住宅 単体で¥25,000のサービス事業所3つ+児童発達支援orサービス高齢者住宅 |
上記をご覧いただくと分かる様に、「児童発達支援」と「サービス高齢者住宅」はどんな契約状況でも月額利用料金が+15,000円となります。
基本料金に関しては以上となります。
続いてその他の料金についても確認しておきましょう。
その他のオプション機能料金
カイポケでは様々なオプション機能が備わっており、機能によっては追加の利用料金が発生します。
機能によってはかなりの業務効率アップにつながるサービスもありますので、一概に安値を求めるのではなく、長期的に費用対効果があるのか見極めが重要となります。
サービス種類によっても必要の有無が異なるので、下記の詳細を確認してご参考にしてください。
利用する事業所が多いオプション機能
まずは主なオプション機能を紹介します。
- タブレットレンタル
カイポケでは契約したサービス種類によってiPadを無料でレンタルできます。
無料レンタルが可能なサービス種類は
居宅介護
通所介護
訪問看護
児童発達支援
サービス高齢者住宅 になります。
タブレットレンタルは1台目のみ無料で、2台目以降は1台につき月額3,000円の利用料金がかかります。
その他のサービス種類については、訪問介護がタブレットレンタルが可能ですが、そもそもタブレットを利用する機能の用意がありませんので意味がなくなります。 - スマートフォンレンタル
カイポケモバイルというサービスで、提携先のソフトバンクのスマートフォンをレンタルできるサービスです。
1台につき月額2,500円(契約内容により3,000円)でレンタルすることが可能です。
業務用電話を用意する事業所の場合は非常に利用価値があるサービスです。 - 口座振替
提携先の三井住友銀行から提供されているSMBC口座振替という集金サービスです。
利用者への直接請求(介護保険請求分・保険外サービス等)を口座引落によって集金代行を行ってくれるサービスになります。
契約料金は発生せず、実際に口座引落が発生した際に引落件数分の手数料と500円の固定事務手数料が発生します。 - 早期入金
ファクタリングサービスというもので、国保連へ請求した介護保険請求金額を通常の入金日より早く入金されるサービスになります。
事業所と国保連の間にファクタリングサービスが入るイメージで、安定した資金調達ができることが特徴です。
開業したての事業所だと、利用者の獲得が困難で資金調達が難しい場合があるので、確実な入金が約束されるサービスが必要な場合があります。
利用料金は国保連へ請求した金額に対して料率計算された手数料が発生します。
以上がサービス種類に関わりなく利用されることが多い有料サービスになります。
事業所によってニーズが異なるオプション機能
以下のオプション機能はサービス種類や事業所の形態によってニーズが異なります。
- ショッピング
カイポケ版のネットショッピングで、介護用品、食品や事業所設備、職員備品などを取り扱っています。
利用料金は一般的なネットショッピングと同様です。 - ケア連携
居宅介護の事業所のみに当てはまる機能で、レンタルしたタブレットからケア連携機能を利用した場合に相手先へ送信するFAX利用料金が発生します。 - 国保連ソフト
カイポケで介護保険請求を行う場合、無料でインターネット請求が利用できますが、障害者総合支援と児童発達支援に限り、カイポケのインターネット請求は利用できません。
国保連が提供している「電子請求受付システム」を手続きする必要があり、電子証明書発行手数料という料金が発生します。
発行手数料は7,800円です。
※国保連側の料金体系については変動する可能性があるのでご注意ください - 保険
カイポケを契約すると、自動的に「カイポケ保険」というサービスに加入できますが、追加料金を支払うことによって保険適用の範囲を広げることができます。
追加料金については保険内容によって異なります。 - 税理士
カイポケ専属の税理士とチャットにて相談できるサービスになります。
月額9,000円からになります。 - 光回線
事業所の光回線ネットワーク設定をおこなってくれるサービスになります。 - カーリース
介護業務等に必要な営業者のレンタルサービスになります。
以上が主なオプション機能サービスになります。
まとめ
以上がカイポケを利用する際に発生する料金になります。
内容をまとめると
- 利用料金の種類は基本利用料金とオプション機能料金の2つ
- 基本利用料金は住所と事業所数で変動する
- オプション料金はサービス内容や利用内容によって異なる
となります。
カイポケの利用料金は他社と比較すると安値とは言えません。
しかし、他社にはない充実した機能が揃っているのが特徴です。
介護ソフト単体が安値だったとしても、事業所として必要な他のサービスを他社で契約すると結果的に多額の資金が必要になる場合があります。
レセプト請求機能だけではなく、業務全体として何が必要なのかを見極め、是非とも最善のサービス利用を目指しましょう!
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