こんにちは、カイポケWiki(@kaipokewiki)です。
このブログでは介護経営支援ソフト(以下:介護ソフト)「カイポケ」の使い方や、会員・非会員に向けてのノウハウ、介護業界や医療業界の様々な情報について解説しています。
カイポケのサイトには最大18ヶ月って書いてあるけど条件を知りたい
カイポケを契約したが後で無料期間が延びることを知った
以上のような、カイポケの無料期間に関する疑問や不安を解消しながら解説していきます。
✅この記事の内容
・カイポケの最大18ヶ月の無料期間の詳細を知ることができる
・無料の概要や仕組みを知ることができる
・自分の事業所が無料に該当できるかを確認することができる
当ブログは、カイポケの利用経験者や詳細に詳しい操作経験者などの有志により作成されています。
介護経営支援ソフトカイポケを中心に、ソフト情報や介護業界の情報を発信しています。
また、カイポケにアクセスするのが困難な場合や、カイポケカスタマーサポートへの連絡や問い合わせメールに時間を要してしまう時に、役立つ記事を掲載しています。
この記事では、カイポケを利用する際に最大18ヶ月の無料期間がどの様な条件で取得できるのかを解説しています。
※今回の記事についてはカイポケから公表されている情報が少なく、当サイトで様々な情報収集に努めた上での内容になります。
契約、料金等の確認についてはカイポケカスタマーサポートへお問い合わせください。
入会してみると18ヶ月の条件を満たしておらず、多大なコストがかかってしまったという事になりかねません。
自身の事業所に照らし合わせて、ベストな契約内容を見つけ出しましょう。
カイポケ契約前の方や乗り換え検討の方は要チェックです。
カイポケとは?
カイポケとは、介護事業者向けの顧客管理やレセプト業務である請求業務を軸とした経営支援ソフトです
2003年、株式会社SMSが設立され2006年にカイポケがリリースされました。
それから現在に至るまで、介護事業者向けソフトの筆頭格として認知されるようになりました。
対応サービス概要
カイポケが現在対応している介護サービスの種類は以下になります。
- 居宅介護支援
- 訪問介護
- 通所介護
- 訪問看護
- 福祉用具
- 障害者総合支援
- 児童発達支援
- サービス高齢者住宅
その他にも、介護事業者が必要になってくる様々なサービスがあります。
- 人材求人サービス
- ホームページ作成代行サービス
- 職員管理ツール
- 会計サービス
- ショッピングツール
- 集金代行サービス
上記の様に、顧客管理やレセプト業務に限らず様々なことがカイポケでは可能になっています。
上記を踏まえていよいよ無料期間の仕組みを確認しましょう。
無料の概要と仕組み
カイポケが公表している「最大18ヶ月無料」は月額利用料金のことです。
カイポケはどの様なサービス種類の事業所であっても、契約すると必ず月額利用料金が発生します。
その月額利用料金が新規利用の場合無料になり、その上でカイポケが提示している「キャンペーン」を併用し、最大18ヶ月の無料期間が設けられているという仕組みになります。
ただし、カイポケから提示されている条件をクリアするというルールになっており、条件によっては18ヶ月無料にはなりません。
どの様な種類でどの様な条件があるのか、次を見てみましょう。
無料の種類
無料にできる様々な仕組みがあり、その最大月数が18ヶ月となっています。
新規契約(最大2ヶ月半)
カイポケを初めて利用する事業所については、約2ヶ月の無料期間が付与されます。
この期間に操作性や利便性を確かめて、継続して利用できるかを判断する為の2ヶ月、と考えて良いでしょう。
「約2ヶ月」というのは、カイポケ側で新規に契約する場合の締日が存在する様で、現状では月中である15日に設定されている様です。
つまり、6月15日に契約すると7月末の1ヶ月半しか無料期間が付与されませんが、6月16日に契約すると8月末の2ヶ月半が無料期間になります。
無料体験後に有料にせず、そのまま退会することも可能です。
新規利用の事業所であっても、特定の条件に該当する場合は無料期間が付与されない様です。
例としては、繰り返し無料期間を利用する事業所であったり(契約→無料期間中に退会→次月再度契約)事業所としての契約は初めてでも、大元の法人内の別事業所で既に契約があったりという場合です。
適用条件等詳細はカイポケカスタマーサポートへお問い合わせください。
他社乗り換え無料延長(+新規無料で最大18ヶ月)
カイポケが公表している最大18ヶ月無料はこれです。
カイポケを利用する前に既に他社の介護ソフトを利用しており、乗り換えた場合に無料期間を延長してくれる、という内容になっています。
どのくらい延長されるのかは、利用中の他社ソフトの契約月で変動があり、簡単に言うと
「他社ソフトのお金を支払い終わるまでカイポケは無料にします」ということです。
他社ソフトの契約残り月数が5ヶ月だったら5ヶ月無料ということになります。
つまり、他社ソフトを利用していない新規の事業所契約については該当しない。
ということになります。
事実として他社乗り換えがあっても、特定の条件に該当する場合は無料期間が付与されない様です。
例えば「利用中の他社ソフトの契約期間とカイポケ契約期間が重複しない場合」であったり、「他社ソフトは無料で利用している場合」などです。
適用条件等詳細はカイポケカスタマーサポートへお問い合わせください。
開業事業所無料延長(+新規無料で最大4ヶ月)
新規開業する事業所の場合、無料期間が延長になる場合があります。
事業所開設の場合、申請などの手続きやスケジュールの調整等で予定していた開業時期がずれ込むことがあります。
場合によってはカイポケの新規無料期間である2ヶ月が経過しても開業できない状況で、何もしていないのにカイポケの利用料金が発生するという事態になってしまいます。
そういった事態を避ける為の内容となっています。
無料期間延長の2ヶ月は固定で、増減はありません。
利用条件についてはただカイポケと契約するだけではNGな様です。
カイポケ側が用意している開業のサポートと利用条件については確認する必要があるので、適用条件等詳細はカイポケカスタマーサポートへお問い合わせください。
口座振替無料延長(+新規無料で最大4ヶ月)
カイポケが提携しているSMBC口座振替サービスを契約することで適用になる場合があります。
介護利用者へサービス提供する際に発生する利用者請求を、口座振替で集金代行してくれるサービスになります。
元々銀行と口座振替の依頼を予定していた事業所ならば、都合の良い条件でしょう。
利用者請求が発生する事業所が該当するので、居宅介護支援事業所は該当しません。
無料期間延長の2ヶ月は固定で、増減はありません。
口座振替は法人として契約を行いますが、万が一銀行側(SMBC)からNGが出た場合は口座振替自体が利用できず、無料期間延長が適用されない可能性があります。
適用条件等詳細はカイポケカスタマーサポートへお問い合わせください。
以上が主なカイポケ無料の概要になります。
最後に無料期間延長に関する注意点を確認しておきましょう。
カイポケ無料期間を利用する上での注意点
せっかく無料でカイポケを利用することができたのに場合によっては料金が発生してしまう可能性があります。
最終的にはカイポケから提示される条件や内容によるところが大きいので、ここでは明確になっている部分のみをご紹介します。
主な注意点は以下の通りです。
- 新規契約後の有料に切り替わるタイミングは告知が無い
前述の通り新規契約は2ヶ月の無料期間が付与されますが、有料になる3ヶ月目のタイミングは基本的にカイポケから無料期間終了の通達がありません。
もし無料期間内に退会を予定しているのであれば、事業所側で必ず退会処理が必要になります。 - 新規無料と併用できるのは1つだけ
上記で紹介した「乗り換え」「開業」「口座振替」の無料延長は併用することができません。 - 契約後の無料延長はできない
新規契約後、無料延長ができることを知っても基本的には利用することができません。
あくまで新規契約と併せて利用する形になります。 - 無料期間延長適用後に取り消しになる場合がある
無料期間延長はあくまで条件が満たされた場合のみ適用になるルールになっています。
虚偽の報告や適用条件を満たせなかった場合は、最悪無料だった期間が後払いになって事業所に利用料金請求される可能性があります。
適用条件を確実に満たせるかどうか、必ず確認しましょう。 - 無料になるのは月額利用料金だけ
カイポケには色々なオプション機能があり、その中には有料のコンテンツもあります。
たとえ無料期間中でも、該当するのは月額利用料金のみになるので、有料のオプション機能を利用した場合は料金が発生します。
以上が主な注意点になります。
そこまで危ないことだらけ、という訳ではありませんが、事前確認しておくに越したことはないでしょう。
まとめ
以上がカイポケ無料期間に関する解説になります。
資金が安定しない開業したばかりの事業所などは、無料期間延長はありがたい話ですよね。
しかし、適用条件など確認しておかなければならない部分もあるので、注意しつつ事業所に有利な状況を作りましょう。
カイポケの月額利用料金や、その他の有料コンテンツについては別記事で紹介しているので、是非ともご覧ください。
本サイトではカイポケの有益な情報提供や、掲示板でカイポケを利用している人の情報共有も行なっております。
是非ともご覧ください。
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