こんにちは、カイポケWiki(@kaipokewiki)です。
このブログでは介護経営支援ソフト(以下:介護ソフト)「カイポケ」の使い方や、会員・非会員に向けてのノウハウを解説しています。
カイポケで利用できる勤怠管理・給与計算が終了すると告知があった
これからどの様に対応していけば良いか不安だ
以上のような、カイポケで無料利用できる「勤怠管理」「給与計算」サービスの終了に関する疑問や不安を解消しながら解説していきます。
✅この記事の内容
・カイポケ勤怠管理・給与計算のサービス終了について確認する事ができる
・これからの勤怠管理・給与計算についての対応策を確認する事ができる
当ブログは、カイポケの利用経験者や詳細に詳しい操作経験者などの有志によって作成されています。
カイポケにアクセスするのが困難な場合や、カイポケカスタマーサポートへの連絡や問い合わせメールに時間を要してしまう時に、役立つ記事を掲載しています。
この記事では、カイポケで無料利用できる「勤怠管理」「給与計算」サービスの終了に関する内容を解説しています。
勤怠管理・給与計算は事業所運営において必須業務となるので、今までカイポケの無料サービスで管理していた事業所にとっては大きな出来事になります。
複数の経営ツールが一元化できてるのがカイポケの強みでもありますが、今回の出来事でどの様に判断していかなければいけないか、是非ともご参考にしてください。
カイポケ勤怠管理・給与計算とは
カイポケ勤怠管理・給与計算とは、カイポケの会員が無料で利用できる独自ツールです。
- 勤怠管理
カイポケ内で登録された職員の出退勤記録を行う事ができる。
シフト作成や勤怠管理簿印刷が可能となっており、サービス種類に関係なく無料で利用する事ができる。 - 給与計算
時給、日給、月給の設定や賞与、役員報酬など、様々な体系に対応し、社保などの税率計算を自動的に行ってくれる機能を持つ。
給与明細書や源泉徴収票などの印刷にも対応。
居宅は個人事業所(1人ケアマネ)として活動する方も多い為、利用する事業所が多かった様です。
次に、今回のサービス終了について詳細を確認していきましょう
サービス終了時期・今後の予定
サービス終了時期
現在確認できる情報としては2023年2月28日にサービス終了となっております。
サービス終了に関してTwitterでも情報が確認できる様です。
カイポケにおける勤怠管理と給与計算の今後の対応
現時点で確認できる情報としてはマネーフォワードへの移行がカイポケから提案されている様です。
元々カイポケとマネーフォワードは2014年に業務提携を行なっており、カイポケ内で利用できる会計ツールに関しては既にマネーフォワードと提携したツールであったので、勤怠管理と給与計算に関してもマネーフォワードにお任せした形になった様です。
こちらについてもTwitterで様々な意見がある様です。
利用料金についての変更は?
マネーフォワードと連携された勤怠管理・給与計算を利用する場合、条件によって料金が発生する様です。
カイポケ利用規約(最終改訂日 2022年7月11日)にある通り料金改定が行われています。
勤怠管理・給与計算だけではなく、社会保険やマイナンバー管理などの機能も新たに追加されており、マネーフォワードで利用できる機能の大部分をカイポケで使える様になりましたが、その分利用料金の負担が増えた、という状況の様です。
上記を踏まえ、現時点で起こりうるケースについて考察していきます
メリット・デメリットを考察
今回の出来事は事業所の形態や体制によって様々なご意見があるかと思いますが、カイポケWikiとして起こりうる事象に基づき、現時点で考えられるメリット・デメリットを解説していきます。
メリット
- クラウド会計ソフト最大手の機能を利用できる
パソコンにて事業所経営業務を行う方なら一度はマネーフォワードの名を聞いた事があるでしょう。
業界最大手の会計ソフトと連携ができるのは他社には無い魅力の1つと言えるでしょう。 - カイポケ独自の勤怠管理・給与計算よりもハイクオリティ
勤怠管理・給与計算に関わらずカイポケ独自のツールは「痒い所に手が届かない」というご意見が多い印象です(元々介護請求ソフトなのでワガママは言えませんが…)
個人・法人における金融系の専門ツールとしては上位のソフトとなるので今よりも充実した詳細な業務を行う事が可能となります。 - 会計・社会保険・マイナンバーなどを一元管理できる様になる
利用規約を確認する限りでは勤怠管理・給与計算のみならず金融系のツールにおいては多くの機能を利用できる様です。
一元管理できる事によって連動することも可能になる可能性が高い為、これもプラスと捉える事ができるでしょう。
デメリット
- 利用料金の負担増加
マネーフォワード利用については従量課金制で、簡単に言うと「使った分だけお金がかかる」という内容になっています。
新規立ち上げの事業所であったり、サービス利用者獲得が難しい地域などでは死活問題に直結しかねません。 - どこまで連動できるのかが不透明
「カイポケとマネーフォワードが連携」と言っても、具体的な連携機能の説明などは現時点でありません。
蓋を開けると連携が無く単体で利用しているのと変わらない、なんて可能性もあります。 - 操作を理解するのに時間を要する
沢山の機能が利用できて充実した操作が行えるソフトには理解する時間がかかるのが付き物です。
パソコン操作に不慣れな場合は利用せず外部委託(社労士・労務士等)した方が、かえって時間的コストが良いかもしれません。 - サポート体制が整っているか
カイポケのカスタマーサポートは繋がりにくいというご意見が非常に多いですが、仮に今回の機能や操作をサポートする部署がカイポケであるなら、混雑することは避けられないでしょう。
マネーフォワード側のコールセンターへの問い合わせであったとしても、介護業界の知識なしでのサポートということが予想されるので、どちらにしても切り替え時期は大変な事になるかも…
難しいところですが、職員数ギリギリで運営している小規模の事業所が利用する場合には時間とお金がかかることは避けられなさそうです…
まとめ
以上がカイポケにおける勤怠管理・給与計算サービス終了についての情報になります。
内容をまとめると
- サービス終了は2023年2月28日
- 勤怠管理と給与計算はマネーフォワードへ移行となり連携が可能となる
- 利用条件によって有料サービスとなる
- 現在の勤怠管理、給与計算よりはハイグレードになる可能性がある
- マネーフォワード独自の機能も連動できる様になる可能性がある
- 事業所形態によっては利用料金の増額につながり負担になる
- 時間的コスト、人的コストが発生する可能性が高い
- サポート体制について万全とは言えない状態になる可能性が高い
となります。
今後も情報が更新されればお伝えしたいと思いますので、皆さんのご意見やお問い合わせもお待ちしております。
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