こんにちは、カイポケWiki(@kaipokewiki)です。
このブログでは介護経営支援ソフト(以下:介護ソフト)「カイポケ」の使い方や、会員・非会員に向けてのノウハウ、介護業界や医療業界の様々な情報について解説しています。
ケアプランデータ連携システムについて詳細を知りたい
カイポケのケア連携を使っていればいいのか不安
以上のような、ケアプランデータ連携システムついて解説していきます。
✅この記事の内容
・ケアプランデータ連携システムについて理解する事ができる
・カイポケデータ連携に関する今後の展開を確認する事ができる
当ブログは、カイポケの利用経験者や詳細に詳しい操作経験者などの有志により作成されています。
介護経営支援ソフトカイポケを中心に、ソフト情報や介護業界の情報を発信しています。
また、カイポケにアクセスするのが困難な場合や、カイポケカスタマーサポートへの連絡や問い合わせメールに時間を要してしまう時に、役立つ記事を掲載しています。
この記事では、厚労省が発表したケアプラン事業所間共有の新システムについて、カイポケがどの様に関係するかを解説しています。
ケアプラン(居宅介護支援)事業所とサービス事業所間において、必須で行われる提供票などの連携業務。その業務について初めて国が対応を始めました。
今後の展開に要注目です。
まずは今回の発表について詳しく見てみましょう
厚生労働省の発表内容
厚労省が今回発表したケアプラン事業所間共有の新システムについては以下になります。
9月に開発開始、23年(令和5年)2月に自治体を限定してのテスト運用、同年4月に全国本格稼働の予定の様です。
ケアプランデータ連携システムは何ができるのか
厚労省から発表されている仕様は次の通りです。
- 居宅介護支援事業所と介護サービス事業所との間で毎月やりとりされるケアプランの一部情報(予定・実績)をデータ連携するシステム
- サービス提供票や居宅サービス計画書など(一部)、手書き・印刷し、FAXや郵送などでやりとりしていた書類をシステム上でデータで送受信できるようになる
カイポケのデータ連携システムを国民健康保険中央会が主導でできる様になるという事になります。
ケアプランデータ連携システムの概要・仕様
業務フローや必要環境は次の通りです。
業務フローとしては、居宅から提供票(予定)やケアプランなどのファイルをケアプランデータ連携システムにアップロードし、デイサービスや訪問介護などの介護サービス事業所がダウンロードできる様になる。
その後サービス事業所から提供票(実績)を含むケアプランデータなどをアップロードし、居宅がダウンロードするという流れになります。
必要環境についてはWindows10以降のPC、そして利用するためのソフト、併せて電子証明書が必要な様です。
ケアプランデータ連携システムの利用料金は?
現時点で厚労省からの明確な利用料金の案内はありませんが、以下の様な予想になります。
- 電子証明書の発行手数料が発生することがほぼ確定している
- 月額利用料金なのか、一括購入タイプなのかで事業所負担が大きく異なる
(今までの国民健康保険中央回からリリースされた介護系ソフトで月額料金体系は無し)
操作画面の公開がまだなので使い勝手は不明ですが、
書いてある事はとってもありがたい機能ですね。
カイポケのデータ連携(ケア連携)機能について
カイポケのデータ連携(ケア連携)については、下記記事で紹介しています。
カイポケの居宅におけるセールスポイントであり、この機能を求めてカイポケを契約した事業所もいるのではないでしょうか?
今後のデータ連携市場について展開を予想
現時点で確認できるメリット・デメリットを踏まえ、双方のサービスを評価してみました。
国保中央会 | カイポケ | |
提供票 | 提供票 (居宅→サービス事業所) | 提供票 (居宅→サービス事業所) |
提供票 (サービス事業所→居宅) | – (カイポケ会員同士なら可能) | |
ケアプラン | ケアプラン (居宅→サービス事業所) | ケアプラン (居宅→サービス事業所) |
ケアプラン (サービス事業所→居宅) | – | |
利用料金 | 証明書発行手数料 (取得済みなら不要) + ソフト利用料 (一括or月額) | 月額5,000円 (レセ請求ソフト利用料含む) |
シェア | 不明 | 居宅(送信側)はカイポケを利用していれば 全ユーザー利用可能 |
- 現段階で優劣を判断するのは難しい
- 既に一定のシェアがあるカイポケが認知度としては勝っている
- 相互に連携できるのは国保会側だけだが、両事業所ともソフトを利用する必要がある
(実質カイポケ会員同士のやりとりと変わらなくなる) - 料金設定によってはカイポケに優るソフトウェアになり得る
画面や操作性が明確になり、料金設定が分かり次第、再びチェックする必要があるかもしれません。
カイポケが国保会のデータ連携で使うデータを吸い上げられる様になったら、いよいよカイポケ無敵状態になるし、
料金設定が安かったら逆にカイポケは大きなセールスポイントを失う事になりますね・・・
まとめ
以上が厚労省から発表されたケアプランデータ連携システムについての解説になります。
内容をまとめると
- 本格的な稼働は2023年(令和5年)4月から
- 全事業所対象に利用できる機能である
- 利用料金や操作性など、まだ未確定な部分がある
- 仕様によってはカイポケに優るソフトウェアになる可能性がある
となります。
カイポケのデータ連携(ケア連携)はFAXのやりとりもあってちょっと時代遅れ感がありますね。これは革命の予感・・・
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